yaberah portfolio

Polarify eKYC

CLIENT

株式会社ポラリファイ

MEMBER

クライアント、ディレクター、自分

SKILL

UI/UXデザイン、

DATE

2019~2020年

生体認証、eKYC(electronic Know Your Customer: オンライン本人確認)をはじめとしたサービスを持つFintech企業、株式会社ポラリファイのプロダクトのUI/UXデザインを担当しました。クライアント先の事業部長の方とコミュニケーションを取りながら、パートナーとして2年ほど継続してサービスのユーザー体験設計に取り組んでいました。

Polarify SDK

オンライン上で本人確認を行うためのサービス(eKYC)のSDKのUI/UXデザインを行いました。
このSDKでは「顔のリアルタイムチェック」、「本人確認書類の厚みチェック」などスマートフォンのカメラを用いる機能のUIデザインを行いました。このようなデザインは知見があまり無かったため、空港や銀行、他社のサービスの研究を数多く行いデザインしました。

また「顔のリアルタイムチェック」などの機能はユーザーがなかなか体験することのない機能のため、プロトタイプを用いて社内メンバーでテストを行い、タイミングや画面遷移の早さなどの調節を行いました。また動きを伝えることで、クライアント先や開発者にも分かりやすくデザインを伝えることができ、スムーズにプロジェクトを進めることができました。現在ではPolarify SDKは各サービス(PayPayや大手銀行など)に多数採用され、2,000万人を超えるユーザーの方に使用していただけるサービスになりました。
polarify eKYC SDKの本人確認機能の画面イメージ
eKYCのSDKの機能のデザインの抜粋。それぞれ顔写真撮影、本人確認書類の撮影、リアルタイムチェックのデザイン。

リアルタイムチェックのプロトタイプの動画。こういったものを材料としてクライアント先や開発者とのコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めました。

シャトルバス顔パス乗車

MasSの実証実験に使用する自動運転シャトルバスに積載する認証機能のUI/UXデザインを行いました。
このシャトルバスには事前に顔情報を登録しておくことで、手ぶら(顔パス)で乗車ができるというもので、入り口で顔の認証を行う必要があり、その部分の画面デザインを担当しました。

この案件でも、交通機関や自動販売機などのUIを参考にしながら、プロトタイプを作りタイミングや画面遷移の早さの調整を行いました。 特にこの案件ではバスに乗る前から乗った後までの体験をイメージしながら、老若男女のユーザーを想定し、視認性の高い色やアイコン、フォント、多言語性などユニバーサルなデザインを心がけました。
乗車フェイズで大きく色を変えたり、アニメーションでユーザーが次に取るべき行動を伝える工夫を行いました。